9月21日(火)「月と明朗」
本日は中秋(ちゅうしゅう)の名月(めいげつ)です。
中秋の名月を鑑賞する文化は、平安時代に遣唐使によって日本に伝えられたといわれています。現代でも、団子を供え、ススキを飾るなど、月見の文化は日本人にとって馴染みがあります。
月明かりの「明(めい)」という字を辞書で調べると、「日(ひ)」は、太陽ではなく窓を指しており、窓から月の光が差し込んでくる状態を表わしているとあります。
周囲の情況は暗い夜のはずですが、その文字がなぜ「あかるい」という意味を表わしているのでしょうか。
現代社会で私たちは、夜は電気をつけて生活していますが、街灯も電気もない暗がりに差し込む月明かりはとても明るいものです。
日々の生活において、思い通りにいかないことや、時には困難な状況に直面することもあるでしょう。
暗闇に差し込む月の光のように、困難な時にこそ心に月のような明るい光をかかげて、日々の業務に励みたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月21日(火)「月と明朗」より
<今日の心がけ>
明朗を心がけましょう