10月7日(木)「言葉のひげ」

プレゼンテーションや人前で話をする時、「えー」「あのー」という言葉が頻繁に出てしまうと、伝えたい内容がうまく伝わらないことがあります。


 無意識に出てしまう、この言葉は、「言葉のひげ」とも呼ばれ、聞き手にとっては耳障りになることも少なくありません。


 では、どうすればこの「言葉のひげ」を減らせるでしょうか。まずは、事前に万全な準備をすることです。


 たとえば、プレゼンテーションでは原稿を作成し、話の内容をしっかりと覚え込めば、かなり安心感が生まれます。

事前に話す内容がきちんと整理されていれば、自ずと心にも余裕が生まれ、「言葉のひげ」の出番も減るはずです。


 準備を重ねた上で言葉に詰まった時は、メモを参考にしたり、原稿に目をやりながら読んでもよいでしょう。


 話の上手下手にかかわらず、しっかりと準備を整えることは、聞き手に対する話し手側の誠意でもあることを自覚し、真摯な姿勢で臨みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月7日(木)「言葉のひげ」より

<今日の心がけ>
準備を整えて話しましょう