10月13日(水)「心の反転」

「明朗の心、1日も1分も曇らしてはならぬのは、人の心である」と倫理研究所の創立者・丸山敏雄(まるやまとしお)は述べています。これは私たちの心のあるべき姿を示しています。

誰しもが曇りのない心で日々生活したいと思っていることでしょう。


 しかし、人の心はすぐに変わってしまうものです。物事が順調に進むと朗らかでいられますが、何か困ったことが起こるとすぐに暗転してしまいます。


 そして、いったん心がマイナスの状態に陥ると、なかなかそこから立ち直れずにいつまでもひきずってしまうこともあります。


 そのような時に大事なのは、ひと呼吸入れて、自分の心をじっと見つめてみることです。すると今まで見えなかったものが、見えてくるはずです。


 この時こそ、現状を真正面から受けとめられるのです。

それが<善処していこう>と心の反転が始まる時といえるでしょう。


 日々の生活は心の反転の連続です。

短時間に心を切り替え、明朗の心を持ち続けられる自分になれるよう努めていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月13日(水)「心の反転」より

<今日の心がけ>
明朗の心を持ち続けましょう