10月16日(土)「キャンプの目的」
K子さんは、夫と小学1年生と3歳の息子と一緒にキャンプへ行きました。
子供たちに、自然と触れ合う機会を持たせることが目的です。
キャンプ場に着くと、子供たちは大はしゃぎで駆け回ります。
子供は何も気にせず無邪気に土まみれ、泥まみれになって遊ぶため、K子さんは<あんなに汚して洗濯が大変>と心配になり始めました。
それからというもの、子供が土の上に座り込むと「服が汚れないように座ろうね」、虫に触ろうとすると「触ると汚いよ」と口を挟むようになりました。
見かねた夫が「自然と触れ合うためにキャンプに来たのだから、今日くらいは服の汚れなんて気にせず、思いっきり遊ばせてあげないか」と言いました。
その言葉にハッとしたK子さん。
当初の目的を忘れて、洗濯を気にするあまり、いつの間にか自分本位になっていたことを反省したのです。
物事には、思い通りいかないことも多々あります。しかし、そんな時にこそ、当初の目的を振り返ることが大切です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月16日(土)「キャンプの目的」より
<今日の心がけ>
目的を忘れないようにしましょう