10月17日(日)「失敗を糧に」

俳優の中村雅俊氏は、劇団に所属していた駆け出しの時代に、劇団の先輩から聞いた言葉を自身の指針にして、次のように述べています。


 「誰でも躓(つまず)く。でもそこで頑張って間違いじゃなかったことにすればいい。最終的に成功させる。そう思えば楽に生きていけるんじゃないでしょうか」

これは、失敗した後の心構えについて大切なことを教えてくれています。

仕事や日常生活を送る上で、意図せず失敗やミスをしてしまうことがあるでしょう。


 この時、原因を振り返り、再び繰り返さないように対策をとり次回に活かすことができれば、失敗は単なる失敗ではなくなります。

その頑張りによって、<成功や飛躍のためのステップだった>と肯定的に捉えることができるのです。


 また、中村氏の言葉は、困難な状況でも失敗を恐れずに果敢に挑戦することの大切さを示唆しています。

 挑戦しなければ失敗することはありませんが、さらなる飛躍にもつながりません。

「最終的に成功させる」という思いを持ち続け、挑戦したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月17日(日)「失敗を糧に」より

<今日の心がけ>
果敢に挑戦してみましょう