10月19日(火)「思い込みをなくすには」

日常業務の中では、思い込みが失敗を招いてしまうことがあります。
 たとえば商品の品番を入力する際、アルファベットの「o(オー)」を数字の「0(ゼロ)」と見間違ってしまうことや、電話中に聞いた先方の納品時間が「15時」ではなく、「午後5時」と思い込んでしまう、ということはありませんか。


 ある日、Nさんはコピー用紙が入った段ボールを業者から複数個受け取り、台車に積み上げました。その後、エレベーターに乗ろうとして台車を押した時、段ボールが台車の前に崩れ落ちてしまったのです。

台車の前方に段ボールがはみ出していることに気づかなかったためでした。Nさんは、他の業務に追われていたこともあり、焦る心から、台車にしっかり載せたと思い込んでいたのです。


 思い込みをなくすには、確認をする必要があります。その際には、ひと手間かける行為を惜しまず、焦る心を落ち着かせましょう。


 仕事に取り掛かる前には一呼吸置いて、業務に取り組むことが大切です。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月19日(火)「思い込みをなくすには」より

<今日の心がけ>
一呼吸置いて取り組みましょう