10月25日(月)「日本の伝統的食文化」

秋は旬を迎える食材も多く、食卓から秋の移ろいを感じることができます。

それらを一緒に囲むことで、人と人の絆は深まります。


 2013年12月、日本人にとって欠かすことができない「和食」が世界遺産(ユネスコ無形文化遺産)に登録されました。


 無形文化遺産とは形のない文化のことで、「うどん」や「寿司」といった個別の料理ではなく、「食文化」が世界遺産に登録されるのは、日本では初めてのことでした。

日本政府は、登録申請の際、和食の特徴として以下を挙げました。


 ①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重、

②健康的な食生活を支える栄養バランス、

③自然の美しさや季節の移ろいの表現、

④正月などの年中行事との密接な関わり、の4点です。


 ユネスコ無形文化遺産の目的は、形のない文化遺産を守り保護していくことです。

私たちもただ食べるだけでなく、文化や歴史を知り、日本の伝統的な食文化である和食を守っていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月25日(月)「日本の伝統的食文化」より

<今日の心がけ>
食を通して日本の良さを伝えましょう