11月1日(月)「見えないからこそ」

社会人3年目のBさんは、職場の電話が鳴ると誰よりも先に、明るい声ででるように心がけています。それにはある理由がありました。


 入社当初、Bさんは社外の人と話をする電話対応が苦手で、言葉に詰まったり、声が小さくなったりすることが度々ありました。


 ある日、Bさんの電話対応を見ていた先輩「君の対応の印象が、会社のイメージにつながることもある、電話対応は顔が見えないからこそ、普段以上に明るく応対することを意識してほしい」と言いました。


 先輩の一言でBさんは、これまでの自分の仕事に対する姿勢を振り返り、反省しました。

会社に対する貢献は、商品を売ることだけでなく、電話対応一つでもできるということを学んだのです。


 その後、電話を取る際に、いつも以上に明るく朗らかな声での対応を心がけると、苦手意識が薄らいでいき、社外の人とも気軽に話せるようになりました。


 今ではBさんは明るい声は、職場内の雰囲気を変える原動力になっています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月1日(月)「見えないからこそ」より

<今日の心がけ>
明るい対応を心がけましょう