11月10日(水)「えびす講」
日本では、季節や地域によって様々な伝統行事が行われています。
秋から冬にかけての、この時期に行われる行事としては、「えびす講」が有名です。
「えびす講」とは、七福神の一人で商売の神様である恵比寿様を祀って商売繁盛を願う行事で、全国各地で行われます。
べったら漬けの起源といわれる東京・日本橋にある宝田恵比寿神社の「べったら市」や、「えべっさん」で知られる大阪・今宮戎(いまみやえびす)神社の「十日戎(とおかえびす)」など、えびす講は地域ごとに行事の内容が違っているのも特徴の一つです。
全国的にも特に有名なのは、兵庫県の西宮(にしのみや)神社で行われる「十日戎」でしょう。
毎年1月9日から11日まで行われ、3日間で100万人を超える参拝客が訪れます。
地域に根付く伝統行事は、歴史を知り、地元の人たちとの交流を深める貴重な場でもあるといえます。
身近な行事を通して、日本の伝統文化に触れていきたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月10日(水)「えびす講」より
<今日の心がけ>
地元の伝統行事を知りましょう