11月26日(金)「年賀状の温もり」

 ここ数年、年賀状を出す枚数が減ってきたA氏は、<今後、どうしようか>と考えていました。


 これまでは、子供の成長の様子と共に、日頃会うことができない人たちへ近況報告をしていました。

しかし今年は、高校生の息子から「僕の写真は年賀状に載せないでね」と言われたのです。


 妻から「来年の年賀状はどうするの?」と聞かれたA氏は、迷った末に、「もう出さなくていいんじゃない」と答えました。

すると妻は、「枚数は減るかもしれないけれど、一緒に手書きで作ってみない?」と提案してきたのです。


 結婚依頼、年賀状はパソコンを駆使して作成してきたA氏。

手書きの年賀状をもらうと、心が温まり、和やかな気持ちになっていたことを思い出しました。


 ペーパーレス化やSNSでのコミュニケーションが主流となってきた現代です。


だからこそ再発見するものもあるかもしれません。


 お世話になっている人たちへおもいを馳せて、手書きで書くのも一案でしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月26日(金)「年賀状の温もり」より

<今日の心がけ>
心のこもった年賀状を書きましょう