11月29日(月)「同じ褒めるでも」
人は誰でも、褒められるとうれしいものです。
職場の人間関係を円滑にしたり、一緒に働く人のモチベーションを高めたりするためにも、適度な言葉で称賛を伝えたいものです。
褒める時はどこに焦点を当てるかによって、相手の受けとめ方が変わってきます。
特に、行動や成果を褒めるのと、能力や人物そのものを褒めるのとでは、相手に与える影響が違ってくるでしょう。
たとえば、部下のプレゼンテーションがうまくいった時に、「素晴らしいプレゼンだったよ」というのは、行動や成果を褒めていることになります。
それに対して、「素晴らしかったよ。プレゼンが得意なんだね」と伝えると、その人の能力を褒めていることになります。
これらは似てはいますが、どちらかといえば、後者のほうが、次も期待されているという感覚を持たれるでしょう。
褒める行為をテクニックとして捉える必要はありませんが、言葉の選び方によって受けとめられ方が異なるという点は意識したいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月29日(月)「同じ褒めるでも」より
<今日の心がけ>
適切な褒め言葉を選択しましょう