12月16日(木)「会食中の出来事」

ある日、Sさんが取引先との会食の中で、同僚の欠点を冗談交じりに話しました。その場は盛り上がり、あっという間に締めの時間となりました。


 会食の締めの挨拶に立った取引先のY社長から「大変楽しい時間でした。

しかし、Sさんから、同僚の方(かた)の欠点を聞いてしまったので、御社に仕事を頼みづらくなりましたよ」と言われたのです。

Sさんは慌てて失言を詫びました。


 するとY社長から「Sさんが本当は同僚の方を悪く思っていないことはわかります。しかし、会食の場で言うことではないですね。どうせ話をするなら、同僚の方の良いところを聞きたかったですよ」と言われたのです。


 Sさんは取引先の社長の言葉を真摯に受けとめ、自分をよく見せたいがために、他人の欠点や悪口を言うことを改めようと反省したのでした。

 人は、その時、その場で「顔」を使い分けるものです。

ここでいう顔とは、その時々の態度や言動を意味します。

<人よりも自分をよく見せたい>という欲に陥ることなく、まっすぐな自分に誇りと自信を持ちたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月16日(木)「会食中の出来事」より

<今日の心がけ>
自分自身に誇りを持ちましょう