12月25日(土)「冬の夜空」

冬は、星空がきれいな季節です。

年末の忙しい時期ですが、たまには晴れた夜に空を眺めて、一息ついてみてはいかがでしょう。


 冬に星がきれいに見える理由はいくつか考えられます。その一つは、空気が澄んでいることです。


 日本では、冬になると空気中の水分が減り、乾燥する地域が多く見受けられます。

そのため、空に霞がかかりにくく、星がはっきりと見えやすくなるのです。


 また、冬は大気の揺らぎが強く、大気を通る光が僅かに乱れます。

すると、私たちの目には、星が微妙に揺れて、煌めいているように見えるのです。

冬の空に浮かぶきれいな星を見て、宇宙の広がりを想像してみましょう。

そうすることで、日常から離れて、自分を大きな視点から客観視できるでしょう。


 上を向いて、広いきれいな空を見るだけでも、気分が上向きになり、心が明るくなる効果が期待できます。

師走と呼ばれる今だからこそ、日常に少しの空白時間を持ち、ゆとりある心持ちで新年を迎えたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月25日(土)「冬の星空」より

<今日の心がけ>
空白の時間を持ちましょう