12月27日(月)「感謝を形に表す」

年の瀬を迎え、1年を締めくくる行事に追われる時節となりました。

物事の節目には、形と共に心を切り替える「式(しき)」を執(と)るとよいでしょう。


 式(しき)とは、「一定の作法を伴う行事」です。

たとえば結婚式では神前などで夫婦になる報告と共に心構えを誓い、神様や参加者にお披露目をすることで、夫婦として公に認められ、本人たちも心を新たに夫婦としてスタートを切ります。

 会社でも周年式典のように、これまでを振り返り、支えてくれた方々に感謝すると共に、今後の方向性を確かめ、次の一歩を踏み出します。


 日常生活でも、今まで使用していた道具などを捨てる際には、今一度洗い直してきれいにし、感謝の気持ちを表すとよいでしょう。

そうすることで次に使用するものを大切に扱う心が培われ、物もより良く働いてくれます。


 今年1年、多くの人、様々な物や道具のおかげで過ごすことができました。今一度、感謝の思いを伝える場を設けてはいかがでしょうか。

 一年の締めくくりをして、清々しく新たな一年を迎えたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月27日(月)「感謝を形に表わす」より

<今日の心がけ>
感謝の思いを表しましょう