1月2日(日)「庶民の夢」

元日の夜から2日の朝にかけて見る夢を「初夢」といいます。


 縁起の良い初夢の内容として広く知られている「一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三なすび)は、江戸時代に庶民の間で広がったとされ、これらが夢に現れると運気が上昇するといわれています。

夢で運気を占う背景には、平和で豊かに暮らしたいという、庶民の切なる願いが込められているのでしょう。


 諸説ありますが、「富士」は、富士を<無事>とかけ、無事に過ごせる、「鷹」は、素早く獲物を捕まえる姿から、チャンスを掴める、「なすび」は、財や子孫繁栄を成す野菜だからという説が有名です。

 「経営の神様」といわれたパナソニックの創業者・松下幸之助は、運や運気を研究し、運気上昇の鍵は、「素直さ」にあると講演の中で話しています。


 運気を上昇させるには、常に朗らかで、仲良く、喜んで働くことに取り組むことが大切でしょう。

 素直さを追求して運気を上昇させ、平和で豊かな人生を掴みましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月2日(日)「庶民の夢」より

<今日の心がけ>
朗らかに働きましょう