1月17日(月)「敬意を表する」

対人関係の基礎は信用、信頼作りからといわれます。

すべての人に対して尊敬の念を抱くことは、そのための大事な要素の一つです。


 たとえば、教える側は、教えられる側からも学ぶ姿勢が必要です。

指示、命令を出す側は、相手もかけがえのない存在であるとの認識が大切です。


 そうした心持ちでいなければ、他者に横柄な態度で接してしまったり、自分の意のままに従わせようとしてしまいがちになるでしょう。

 人には皆、それぞれの心があります。

自分がどのように相手から受け入れられ、どう扱われているかは、敏感に掴み取って行動しているものです。


 チームが一丸となり個々の能力を最大限に発揮させる秘訣は、そこで働く人々に対する敬意であるといえるでしょう。

敬意とは単に敬いの心を抱くのみならず、その人の存在を素直に受容する心の姿勢のことでもあります。


 経営者と社員、上司と部下が互いに敬意を払いながら、日々の業務に邁進していきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月17日(月)「敬意を表する」より

<今日の心がけ>
互いに敬い合いましょう