1月31日(月)「世界への扉」
今年は11月に、サッカーのワールドカップがカタールで開催されます。
日本は、1998年のフランス大会から6大会連続出場を果たし、うち3度ベスト16に進出しています。
しかし、初出場までの道のりは険しいものでした。
ワールドカップ初出場をかけたアジア最終予選である1993年のイラクとの試合は、勝てば出場決定でしたが、試合終了間際に同点となり、初出場を逃しました。
この試合は「ドーハの悲劇」として語り継がれています。
その悔しさを持って挑んだフランス大会ではアジア予選を見事に突破し、出場権を獲得しました。
4年前の敗戦の悔しさをバネにして挑んだ結果、日本サッカーの歴史に新たな1ページを刻むことができたのです。
日本には「勝って兜(かぶと)の緒(お)を締めよ」という諺があるように、戦いに勝っても油断や慢心することなく、用心深く事に当たる大切さを教えてくれます。
国内のみならず、世界を相手に勝負を挑む選手たちの活躍を励みに、私たちも失敗を恐れず、身近で起きる出来事を自身の成長の糧にしていきたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月31日(月)「世界への扉」より
<今日の心がけ>
失敗を恐れずチャレンジしましょう