2月2日(水)「2月を逃さない」

「1月(いちげつ)往(い)ぬる2月(げつ)逃げる3月(げつ)去る」の慣用句から「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」といわれます。


 これは、正月から3月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを表現しています。

1月は年始の休みがあり出勤日が少ないことから、今年も1ヶ月が瞬く間に過ぎたと感じたことでしょう。


 2月は、ほかの月に比べて日数が少ないのが特徴です。

入社2年目のAさんは、昨年の2月、いつもと同じペースで仕事をしていました。


 しかし、25日になり、ようやく「今月はあと3日しかない」ということに気がついて、大慌てで月末業務に取り組んだのでした。


 Aさんは1年前を振り返って、「今年は、2月をしっかり乗り越える」と意欲を燃やしています。

例月(れいげつ)、10日前後に行うことは、前倒しして5日に終わらせるなど、何事も早めに業務に取り組むようにしています。


 「逃げる2月」をしっかりつかまえて、仕事に励みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月2日(水)「2月を逃さない」より

<今日の心がけ>
先手で行動しましょう