2月6日(日)「お風呂の日」

本日は語呂合わせから「お風呂の日」となっています。

また毎月26日を「ふろの日」として温泉施設や公衆浴場などの利用を勧めています。


 日本では自然に湧き出る温泉は別にして、かつて人工的な「風呂」は、現在のサウナのように蒸気や熱気による発汗浴が主流でした。

熱く焼いた石を水に入れ蒸気を出す方法や、石でできた部屋を暖めるなど、全国に様々な工夫を凝らした「風呂」の跡があることがわかってきました。


 たとえば、燃料が乏しかった時代、普段は水で体を洗う「行水」が一般的でした。

水を温めたお湯は貴重で、「風呂」は特別な設備だったようです。


 歴史を解き明かすと、「風呂」が庶民に広がっていったのは、江戸時代初期の「蒸気浴」がきっかけでした。

やがて年月を経て体を洗うだけではなく浴槽に浸かり、くつろぎを求める日本流の入浴法に進化して今日に至ります。

今日は、「風呂」に対する先人の知恵と工夫に思いを馳せましょう。

お湯に感謝しつつ、心身ともに温まりたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月6日(日)「お風呂の日」より

<今日の心がけ>
お湯に感謝し温かさを満喫しましょう