2月18日(金)「漢字が思い出せない」
Sさんは手書きで文を書く時に、書きたい漢字が思い出せないことが多くなってきました。
ある日、先輩から紙媒体の漢字辞典を使うことを勧められました。
先輩は以前、わからない漢字があると、パソコンの辞書機能で調べていました。
また、近くにパソコンがない時には、ひらがなで書き出しておき、時間がある時に調べていたのです。
パソコンの辞書機能を使うことを習慣にしていた先輩は、いざという時に書きたい感じが思い出せないことが増えていきました。
<これではいけない>と使い始めたのが紙媒体の漢字辞典だったのです。
特定非営利活動法人こども・ことば研究所理事長の深谷圭介氏は、紙の漢字辞典を使うことで得られるメリットは、
①受け身からの脱却
②言葉の力が身につく
③思考力、コミュニケーション能力が身につく
と述べています。
Sさんは辞典で調べた漢字に付箋を貼って、後日、書き取りの練習をすることを習慣化しました。
書けるようになった漢字は付箋を剥がしていくそうです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月18日(金)「漢字が思い出せない」より
<今日の心がけ>
文字を書くことを習慣化しましょう