3月16日(水)「素直に話す」

プロ野球、北海道日本ハムファイターズで今季より監督として指揮を執る、ビッグボスこと新庄剛志氏。

独特な発想が注目を集めています。


 新庄氏と選手がインタビューを受けている時でした。

インタビュアーの質問に対し、ある選手が第一声として「そうですね」と言ってから返答したのです。


 すると新庄氏は「『そうですね』はいらない」「自分の思ったことを素直に話せばいい」「いいことをしゃべろうと思ったら駄目だよ」と指摘したのです。

人前で話をする際、とかく聞き手の反応を気にしたり、自分を良く見せたいと思うことがあるものです。

インタビューを受けた選手も「そうですね」という一言で「間」を作り、思案してから答えを述べようとしたのかもしれません。


 もちろん相手が不快になるようなことを言ってはいけませんが、思うことを素直に、大胆に、明瞭に語ることで、相手に思いは届くはずです。

 率直に話すことで知識や感情が豊かになり、自身のすべきことも明確になります。気兼ねしたりせず、思い切って自分の思いを語りたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月16日(水)「素直に話す」より

<今日の心がけ>
自分の思いを伝えましょう