3月19日(土)「続けるコツ」

絵本作家のやなせたかし氏は、34歳にして漫画家を志しました。

代表作となるアンパンマンの人気が出始めたのは、60歳を過ぎた頃からでした。


 なかなかヒット作に恵まれない中でも、屈せずにやってこられたのは、「諦めないで鈍重(どんじゅう)に生き、根気よく物事に対処してきたからだ」と、継続することの大切さを語ります。


 成果は、すぐには表われないものです。

自己の成長や成功につながるとわかっていても、続けることが苦しくなることは多いでしょう。

勉強や習い事、筋トレやジョギングなどは、その最たるものといえるでしょう。

1日1回、少しでも続けることが成果へとつながります。

1日30分の練習や勉強でも300日続ければ、150時間にもなります。

意志の強さも大切ですが、淡々と明るい心で、事に当たることが継続させるコツです。


 少しずつでも確実に前に進んでいることを楽しみながら、物事を続けていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月19日(土)「続けるコツ」より

<今日の心がけ>
明るい心で物事を続けましょう