3月26日(土)「相手をよく見る」

職場には様々なタイプの人が在籍しています。

自分の性格と合う人ばかりではないでしょう。


 Aさんは、学生時代の大半を体育系の部活動に費やしていたため、体を動かす業務を得意としていました。

反対に、同じ部署のBさんは文化系の活動をして過ごしたためか、体を使う仕事が苦手で気が合いませんでした。


 2人は共通の趣味もなく、会話も徐々に減ってしまいました。

お互いにうまく連携が取れずにいたところ、行事で大きなミスが起きてしまいました。


 連携が取れないことに頭を抱えていたAさん。

ある日、先輩から「自分の立場からばかり物事を見ていても、上手くいかないよ」と言われました。


 その後、改めてBさんと一緒に仕事をしていると、Aさんが苦手な細かい仕事やフロアの清掃を率先して行っていることに気づいたのです。


 仕事をする上では、様々なタイプの人に対応する力を必要です。

まずは、相手をよく見て、共感することから始めてみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月26日(土)「相手をよく見る」より

<今日の心がけ>
苦手な相手こそよく見てみましょう