3月27日(日)「ライバルからの学び」

今年もプロ野球が開幕しました。


 時代ごとに数々の名勝負が繰り広げられてきましたが、昭和30年代のパ・リーグを代表する名投手の稲尾和久氏と杉浦忠氏のエース対決は、野球史に残るものとなっています。

 杉浦氏は稲尾氏をマウンド上でのマナーの手本としていました。

稲尾氏はイニング終了時に、マウンドをていねいにならすことを欠かしませんでした。

杉浦氏はその姿に感銘を受け、それに倣うようになったそうです。


 普段はライバルとして競い合う存在でも、その人の振る舞いや言動、考え方など、良い部分は積極的に取り入れるのもよいでしょう。

 職場の中でも、年齢や立場に関係なく人の優れている部分から学ぶ意識を持つことで、自分の能力向上につながるはずです。


 世の中には自分にない能力や考え方を持っている人が多くいます。

人から学ぶ姿勢を忘れず、日々の仕事に取り組んでいきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月27日(日)「ライバルからの学び」より

<今日の心がけ>
人から学ぶことを意識しましょう