3月30日(水)「立場を自覚する」

企業では社長から一般社員まで、様々な立場があり、それぞれの立場によって相応しい行動、言動があります。


 会社員のSさんは、先輩の仕事の進め方に不満を持っていて、日頃から反抗的な態度をとっていました。

 すると、同僚から「君の気持ちはわかる。けれども、僕らは先輩の立場になったことがないから先輩の狙いや真意を汲めているかどうかはわからない。まずは、自分がやるべきことに力を注ぐべきなのではないか」と言われたのです。


 Sさんは自分がやるべきことを考えた時、先輩や周りを批判することに夢中で仕事が疎かになっていることに気がつき、態度を改めたのでした。

 自分の立場を自覚すると行動が変わり、結果も変わってきます。

逆に立場に合わない行動をしているとトラブルを招きかねません。


 立場や役割はそれぞれ違いますが、<誰もがかけがえのない役割を担っている>と他者を尊重しながら働きたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月30日(水)「立場を自覚する」より

<今日の心がけ>
自分のやるべきことに全力で取り組みましょう