4月13日(水)「我が体にありがとう」

自分の体は自分のものだという考えがあるかもしれません。しかし、決してそうとは言い切れないのではないでしょうか。


 体が自分のものであるとすれば、自分の意志で操作することができてもよさそうなものです。ところが、そうではないことが多いからです。

 例えば、意識していなくても心臓は動き続けています。<止まれ!>と念じても、鼓動が止まるわけではありません。また、呼吸も途切れることはありません。


 心臓に限らず数々の臓器も、無意識のうちに淡々と与えられた役割を果たしてくれています。

 このような視点で、自分の体を眺めてみると、自分のために働いてくれている体の部位や内臓の働きの一つひとつに、ありがたさが芽生えることでしょう。


 「胃腸さん。今日は少し食べすぎました。無理させてごめんなさい」などと、感謝と労わりの言葉を一声かけてみてはいかがでしょうか。

 自分の体とその働きに、感謝と思いやりの心を持ちましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月13日(水)「我が体にありがとう」より

<今日の心がけ>
体の働きに労わりの言葉をかけましょう