4月16日(土)「語彙(ごい)の変化」

昨年末、『三省堂国語辞典』の第八版が発売されました。


 8年ぶりの全面改訂で、新語など約3500項目が追加収録されました。反対に削除された語もあり、その数は1000を超えているようです。


 追加収録された語の1例として、「ウェビナー」「即食」「ディストピア」「陰キャ」「置きに行く」などがあります。これらの意味を正確に把握している人は、まだ多くはないでしょう。


 逆に、「環境ホルモン」「サーズ」「コギャル」などは削除されています。今後、これらの単語は通じにくくなるのかもしれません。

私たちが使用する言葉は、時代や地域、属するコミュニティーなど、様々なものの影響を受けています。

そのため、あるコミュニティー内では当たり前のように使われている単語が、他では通用しないということが起こりえます。


 自分の使っている語彙や表現が、相手にとってわかりにくいものになっていないか、折に触れてチェックしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月16日(土)「語彙の変化」より

<今日の心がけ>
相手に合わせた言葉遣いをしましょう