4月25日(月)「武将から学ぶ」

島津家第17代当主の島津義弘は、薩摩藩の礎を作ったとされる戦国武将です。


 義弘は関ヶ原の戦いで西軍が敗走を始めた際、撤退せずに徳川家康の本陣を目指しました。これは「島津の退(の)き口」と呼ばれ、全国に名を轟かせました。

 その義弘が残したとされているのが「薩摩の教え・男の順序」です。これは経営者や幹部社員だけでなく、普段から大切にしたい人生の心構えといってもいいでしょう。


 義弘は人を評価すべき順番を、

①何かに挑戦し成功した者、

②何かに挑戦し失敗した者、

③自らは挑戦しなかったが挑戦した人の手助けをした者、

④何もしなかった者、

⑤何もせず批判だけしている者、だと述べています。


 この教えは、挑戦してみることの重要性を示しているのではないでしょうか。
失敗する未来を憂う前に、まずやってみることに意味があるのです。
 現状に甘んじることなく、常に何かに挑戦し、可能性を引き出す努力を忘れたくないものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月25日(月)「武将から学ぶ」より

<今日の心がけ>
常に挑戦する気持ちを持ちましょう