4月26日(火)「チューリップ」

色鮮やかなチューリップは、花も葉もシンプルで美しく、世界中で親しまれている春の花の代表的な存在です。


 チューリップは、16世紀に原産地のトルコからヨーロッパに伝わりました。

その後、オランダを中心に品種改良されて、現在では6000以上の品種が国際登録リストに登録されています。


 17世紀のオランダでは、ステータスシンボルとなる珍しい品種の球根が家1軒分の価格で取引された「チューリップ・バブル」が起こりました。

世界で初めて大規模なバブル経済で、後に急落してオランダ経済が大打撃を受けました。


 1国の経済を不安定にしたチューリップは、それほど人を魅了する花だったのでしょう。

チューリップ全般の花言葉は「思いやり」で、色ごとにも花言葉があります。赤は「愛の告白」、ピンクは「誠実な愛」、紫は「不滅の愛」、です。


 人は花に癒されたり力づけられたりします。私たちは、花を愛することによって心豊かに強く生きていくことができるのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月26日(火)「チューリップ」より

<今日の心がけ>
花の力を再認識しましょう