4月28日(木)「自然に親しむ」
古くから登山客に親しまれてきた東京都八王子市に属する高尾山は、年間300万人が訪れ、登山者数では世界一を誇る山として知られています。
平成19年には、富士山と共にミシュランガイドで3つ星の観光地として認定され、国内外問わず、多くの観光客に親しまれてきました。
また、自然豊かな山としても有名で、1600種類以上の植物、100種類以上の野鳥、5000種以上の昆虫が生息し、春には梅や桜、初夏の新緑、秋の紅葉と、年間を通じて四季折々の自然を楽しむことも魅力の1つに挙げられています。
高尾山は、744年に聖武天皇から勅命を受けた行基上人が薬王院を開山し、古くから山岳信仰の山として親しまれてきました。
戦国時代に入ると、北条氏の治める領土となり、竹林伐採禁止の法により護られました。
江戸時代では幕府が森林の保護や植林を積極的に行ない、現在では明治の森高尾国定公園として登録されています。
豊かな自然と触れ合いながら、英気を養う時間を作りたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月28日(木)「自然に親しむ」より
<今日の心がけ>
身近な自然の歴史に触れましょう