5月3日(火)「近所のお寿司屋さん」

5月5日は端午の節句です。日本では、子供の健やかな成長を願い、5月人形を飾り、鯉のぼりを立て、ちまきや柏餅を食べてお祝いする日となっています。
 前日、F子さんは孫の節句を祝うため、近所のお寿司屋さんに寿司を予約しに行きました。店員に節句のお祝いとして購入することや希望の金額を伝え、お薦めの通りに松竹梅の竹を注文しました。
 当日の夕方、予約した寿司を受け取りに行きました。<お寿司が好きな孫は喜ぶだろう>と思うと、足取りが弾みました。
 家族団欒、お祝いの晩餐で、孫が「おばあちゃん、ありがとう」と寿司桶の蓋を開けました。その瞬間、F子さんは驚きました。なぜなら、桶には竹コースとは違う少し豪華なネタが入っていたのでした。

さらには、「F子様、いつもご利用いただきありがとうございます。お孫さんとの時間を楽しんでください」との手書きのメッセージが添えられていたのです。
 みんなで心を一つに、子供の健やかな成長を願う姿勢に心が温まりました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月3日(火)「近所のお寿司屋さん」より

<今日の心がけ>
子供の成長を願いましょう