5月12日(木)「まずは基本から」

仕事でも、それ以外の分野でも、基本の大切さが度々指摘されます。例えば、何か新しいスポーツを始める場合では、多くの「基本」を確認します。
 基本動作の練習やルールの理解、用具の手入れや、自身の体のケア、柔軟体操をはじめとする準備運動など多岐にわたります。このようにスポーツの世界では、いきなり試合に出ることはありません。
 物事には多くの「基本」がついて回り、どれもが重要です。何事も、初心者のうちは「基本」を反復して身につけていくものです。
 しかし、経験を積むと「基本」とは、「初歩的である」と認識しがちです。「基本」という熟語の成り立ちからもわかるように「基」「本」ともに「もと」を意味します。
 つまり、「それがなければ物事が成り立たない程に重要なもの」を表していると言えるのです。基本をおろそかにしないことが日々の業務を円滑に進めることにつながるでしょう。職場の基本動作とは何か再確認してみたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月12日(木)「まずは基本から」より

<今日の心がけ>
基本に立ち返りましょう