5月18日(水)「御田植祭」
5月から6月にかけて行われる田植えの時期には、全国各地で御田植祭が開催されます。これはその年の豊作を祈る田植えの神事です。
内容は早乙女が神田に田植えを行ったり、予祝行事として農作の演技を行うなど地域によって様々です。また、「田植歌」が歌われることもあります。
これは、厳しい農作業を楽しく乗り切るための先人の知恵ともいえるでしょう。
農作物は、天候気候の変化によって多大な被害が出ることがあり、科学の力では予想出来ない事象や、不明な点も数多く存在します。
そして、農作物は自然の恵みによって育まれます。御田植祭のような伝統行事を通して、自然界の恩恵によって私たちが食べるものが作られ、生かされているという自覚を深める契機にしたいものです。
農業は機械化が進むなど、昔と比べて環境が著しく発展しました。そんな中行われる御田植祭からは伝統を継承することの大切さが学べるでしょう。
変えることと続けることの区別をしっかりつけて業務に臨みたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月18日(水)「御田植祭」より
<今日の心がけ>
伝統行事からの学びを深めましょう