5月30日(月)「便利な物ほど」
「スマートフォン」の出現によって私たちの生活は便利で豊かなものになりました。
一方で過度な使用により脳や精神、体などへの影響が懸念されています。
スウェーデンの精神科医のアンデシュ・ハンセン氏は著書の中で、「2千人近くのアメリカ人を調査したところ、SNSを熱心に利用している人たちのほうが孤独を感じていることがわかった」と記しています。
また、寝る前にスマホの光を浴びることで、睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌が抑えられ、睡眠の質が低下してしまうといわれています。
心の状態は体にも影響を与えます。心が健康であれば体も健康な状態を保てますが、心が異常をきたせばそれは体の不調となって現れるでしょう。
生活の中で、常にそばにあるスマホの使い方を意識し、就寝前には使わないようにすることや、1日の使用時間を制限するなど、異常をきたす要因を回避することも大切なことです。
スマホの角な使用を避け、心身ともに健康な生活を送りたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月30日(月)「便利な物ほど」より
<今日の心がけ>
心身の健康に配慮しましょう