6月3日(金)「愚痴を言わない」

言っても仕方のないことを嘆くことを「愚痴」といいます。
 日々の生活の中では、どうにもならないことは沢山ありますが、それを否定的に受け止めてしまうと、不満の思いが溜まり、愚痴が飛び出してしまいます。
 職場内で愚痴が飛び交うようになってしまうと、聞かされる人のストレスは溜まり、チームワークも悪くなって仕事に支障をきたしかねません。
 もし、自らの言葉に否定的な内容が多くなったと気づいたら、まず、考え方を変えて、困難な状況を自己成長の機会と捉えてみると良いでしょう。
 また、今、どうにもならないことであっても、それを将来の解決や実現の目標とすれば、仕事をする上での計画やビジョンも設定できます。
 さらに、心の状態が否定的な思いが強い時は、日常の小さな「ありがたいこと」に目を向けてみましょう。感謝の思いが心を解(ほぐ)してくれるに違いありません。
 困難な中にあっても、潔く思い切って心を切りかえ、喜びや希望を見出すよう努め、明るい、活力に満ちた職場にしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月3日(金)「愚痴を言わない」より

<今日の心がけ>
明朗な職場をつくりましょう