6月4日(土)「歯と口の健康週間」

6月4日から10日まで、「歯と口の健康週間」です。
 歯は、体の中で1番硬い器官で、食べ物を細かく砕く働きをします。歯には、切歯(せっし)、犬歯(けんし)、小臼歯(しょうきゅうし)、大臼歯(だいきゅうし)の4種類があります。それぞれが異なった役割を持っています。


 そのほか、口の中には、耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜつかせん)という3つの大きな唾液腺(だえきせん)と部位により5つの小さな唾液腺があり、1日に約1リットル〜1.5リットルの唾液が分泌されるといわれています。


 唾液には、炭水化物を分解する消化酵素であるアミラーゼが含まれています。
そのため、噛めば噛むほど唾液が分泌され、食べ物がより細かく砕かれることによって消化を助け、胃の負担を軽減することができます。

 さらに、舌は食べ物と唾液を混ぜ合わせたり、味を感じる役目を持っています。
 このように、歯と口には多くの重要な機能が備わっています。食べ物をよく噛んで食べ、清潔な口腔を保つ習慣をつけましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月4日(土)「歯と口の健康週間」より

<今日の心がけ>
歯と口の健康を心がけましょう