6月5日(日)「日本語を学ぶ」

私たちが日常使用している日本語の中には、多くの人が間違った意味で使用しているものがあるようです。


 「がぜん、やる気が湧いてきた」という際の「がぜん」とは、①「急に・突然に」、②「とても・断然」のどちらの意味が正しいでしょうか。

 正解は、②の「とても・断然」です。文化庁が行なっている「国語に関する世論調査」では、全世代で間違った意味で捉えてる人が多いことがわかりました。
 一方、同調査において、「日本語に対する意識調査」が行われ、7割を超える人が、「日本語を大切にしている」と思っているそうです。


 高度情報社会で、コミュニケーションの手段が変化しても、多くの場合、日本人同士では、「日本語」が用いられます。正しい日本語を使うためにも、何が正しい日本語で、何が間違っているのかを判断することが必要です。


 時には、当たり前に用いている日本語も、辞書を引いたり、接客や敬語に関する本を読むなど、日本語を持つ奥深い意味や表現力を確認したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月5日(日)「日本語を学ぶ」より

<今日の心がけ>
日本語を正しく使いましょう