6月7日(火)「梅雨の魅力」
毎年6月頃になると、入梅や梅雨入りという言葉を耳にします。湿度の高くなるこの時期が、苦手な人も多いことでしょう。
入梅とは二十四節気を補う雑節(さっせつ)の1つで、2月の節分や5月の八十八夜などが該当します。古くから日本人の生活に溶け込んだ節目とも言えるでしょう。
出勤する際、降り続く雨でヘアスタイルが崩れたり、服が濡れたりと、マイナスイメージの多い季節ですが、梅雨の魅力もたくさんあります。
雨に濡れて美しく咲く花に、紫陽花(あじさい)や花菖蒲(はなしょうぶ)があります。恵みの雨と言われるように、雨は大地や自然を潤し、彩りを与えてくれます。
そもそも梅雨は東アジア地域で見られる季節現象です。晴天が続く嬉しさもありますが、「梅雨の晴れ間」「梅雨の中休み(なかやすみ)」という言葉があるように、雨があるおかげで晴れの嬉しさが倍増するときもあるでしょう。
人によっては、夏の到来が待ちきれない時期かもしれません。その中で梅雨の良さを知り、梅雨を楽しむ心で生活してみてはいかがでしょうか。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月7日(火)「梅雨の魅力」より
<今日の心がけ>
梅雨を楽しむ心を持ちましょう