6月12日(日)「ないものねだり」

 人は同じ物を見ていても、どう捉えるかで心や行動が変わってきます。
 「隣の芝生は青い」ということわざにあるように、他人の物はよく見えるものです。しかし、ないものねだりをしていては、目の前の小さな幸せを見過ごしてしまう可能性もあります。
 それでは、目の前の幸せを見逃さずに、幸福度の高い心持ちでいるためには、どのようにしたらよいのでしょうか。

競争の激しい情報社会では、自分の内面にあまり目を向けず、外側ばかり目を向けているのかもしれません。他人や世の中の流れにばかり、目を向けていると心が疲弊してしまうでしょう。
 自分の外側ばかりを見て、自分にはないものばかりを求めると、必要以上に欲しいものが出てきてしまい、常に満足できない心の状態になってしまいます。
 時には自分の内面に目を向けて、自分自身の幸福度を自覚してみることも大切でしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月12日(日)「ないものねだり」より

<今日の心がけ>
自分自身を褒めましょう