6月13日(月)「一汁三菜」

和食のスタイルの一つに一汁三菜があります。
 一汁三菜とは、ご飯などの「主食」に「汁物一品」、魚や卵など「主菜一品」に加えて、野菜などの「副菜二品」の献立で和食の定番とされています。
 和食は、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。農林水産省によると、登録の要素は、新鮮で多様な食材、栄養バランスに優れ、自然の美しさや季節の移ろいを表現した盛り付け、年中行事との密接な関わりなどが挙げられます。

毎食、「一汁三菜」である必要はありませんが、一日三食のうち二食は、野菜を摂れる献立であることが理想的だと言われています。
 和食は、日本で長年にわたり培われてきた食文化です。今日、食生活は大きく変化し、日本国内だけでなく、海外で生産された食材で調理されたものも和食に含まれます。和食は、多彩な料理として食卓に並べられるようになったのです。
 自然の恵みと多くの人々の働きによって作られた「命のもと」である食材に感謝しながら、日々の食事を味わいたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月13日(月)「一汁三菜」より

<今日の心がけ>
日々の食事に感謝しましょう