6月17日(金)「足跡を辿る」

かつてアメリカの雑誌、『ライフ』が発表した「この1000年の間で最も重要な人物トップ100ランキング」は、当時、大きな反響を呼びました。
 主に科学、政治、芸術、思想などの分野で活躍した人物が選出され、代表的な人物に、現代物理学の父・アインシュタイン、発明王・エジソン、民主主義の父と呼ばれるリンカーンなどが名を連ねました。
 日本から唯一選ばれたのは、代表作「富嶽(ふがく)三十六景」で知られる江戸時代の画家・葛飾北斎でした。色彩と創造性に富んだ北斎の浮世絵作品は、日本の文化・絵芸術性の高さを改めて世界に向けて発信することとなりました。

多くの先人たちが築き上げた知恵や叡智という土台の上に、人類文化が発展したことで、私たちは豊かな暮らしを育んでおります。
 昨今、書籍だけでなくインターネットなどの情報ツールによって、先人の生き様や功績を以前よりも簡単に知ることができるようになりました。今一度、社会の発展に寄与貢献してきた先人を知り、感謝の思いを深めていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月17日(金)「足跡を辿る」より

<今日の心がけ>
先人の功績を知りましょう