6月20日(月)「太陽のように輝いて」

日本は世界有数の祭り大国です。全国各地では大小様々な祭りが、毎日のように執り行われています。その数は年間で約30万件ともいわれています。
 祭りは、地域住民にとって心のよりどころであり、また地域経済活性化の役割も担ってきました。しかし少子高齢化による人手不足、支援者の減少による資金不足等により、開催が危ぶまれている祭りも少なくありません。

そのような祭りを取り巻く環境を危惧し、「祭りで日本を盛り上げる」ことを使命に、地方創生に取り組んでいる会社もあります。
 祭りの起源は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が、弟の須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)に怒り、天の岩戸に隠れ、世界が暗闇に包まれたことにあるようです。神々が岩戸の前で踊り歌い、その賑やかさに天照大神が姿を現したことが由来だという節(せつ)があります。
 昨今の状況を踏まえ、日本各地の祭りは、中止や小規模開催になっています。
天の岩戸の物語にあるように、今日を生きる私たちも、憂い心をふり払うように、明るく朗らかに過ごしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月20日「太陽のように輝いて」より

<今日の心がけ>
明るく朗らかに過ごしましょう