6月22日(水)「表現の工夫」

「ほしくない ピーマンのたね もらったの めが出てからは 話しかけてる」
この短歌は、第17回「しきなみ子供短歌コンクール」(倫理研究所主催)の中学生の部で「しきなみ子供短歌賞」並びに「文部科学大臣」に選ばれた、埼玉県の当時小学3年生のHさんの作品です。
 短歌は自分の感じた世界を、限られた31文字の中でいかに的確に表現するかがポイントになります。Hさんはピーマンに対する「嫌う」思いを「ほしくない」、「好きになった」思いを「話しかけてる」と表現しました。
 「好き」「嫌い」というストレートな表現を、違う言葉で表現してみると、より具体的でわかりやすく相手に伝わっていきます。

日々の生活や仕事もお互いの会話で成り立っていますが、配慮の足りない言葉づかいで相手を不愉快にさせていることはないでしょうか。
 より良い言葉の表現を常に考え、相手が気持ちよく受け止め、行動できるよう努めていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月22日(水)「表現の工夫」より

<今日の心がけ>
言葉づかいを工夫しましょう