6月27日(月)「小さな決断」

日常生活を送る中では、ちょっとした決断を必要とする場合があります。
 朝、目が覚めたらすぐに起きるか、もう少し布団の中で過ごすか。落ちている床のゴミに気付いてもそのままにするか、すぐに拾ってゴミ箱に捨てるか。人と会った時、相手の挨拶を待ってから自分の挨拶をするかなどが考えられます。
 決断する際に顔を出すのが怠けようとする心です。ほんの少しくらいと思うかもしれませんが、怠けようとする心はその後の行動にもも影響するものです。
 迷いが生じた時、何を選ぶかは自分次第です。しかし、心の奥に少しでも怠け心が残っていると、その後の行動は鈍くなるでしょう。
 そして、決断をする際の大切なポイントは、自分のことではなく相手を尊重することです。自分にとって損か得かという判断ではなく、相手が喜ぶかどうかという基準で決断して行動したいものです。
 自信を持って、素早く行動できるように心がけることで、後悔することも少なくなるのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月27日(月)「小さな決断」より

<今日の心がけ>
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