7月1日(金)「健康ファースト」

今年50歳になるT氏は、10年前、大病を患いました。それまでは、体を犠牲にしてでも働き続けることを美徳としていました。朝食を食べたり食べなかったり、お酒も毎日飲むなど、健康にまったく気を使っていませんでした。
 大病を克服してからのT氏は、健康を第一に考える「健康ファースト」を掲げ、規則正しい生活、ストレスのかからない生活を心がけるようにしました。
 その一環として始めたのが、毎日のウォーキングです。初めは、軽いウォーキングプログラムから始め、徐々に運動強度を上げていき、現在に至ります。

ある日、公園をウォーキングしているとき、<自分は今、部下がいる立場だ。これからも自身の健康に留意しながらも、職場の仲間の健康面も考え、相手の立場になって仕事をしていこう>とT氏は、思い至ったといいます。
 自然に触れながら、ウォーキングすることで、T氏は、リラックスした心持ちで、家族、職場の仲間、自分自身を受け入れようと考えるようになりました。
 周囲の人の健康に留意しながら、日々の生活を送りたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月1日(金)「健康ファースト」より

<今日の心がけ>
健康に留意しながら生活しましょう