7月2日(土)「水への感謝」

日本列島の多くの地域には、夏が来る前に、長雨が続く梅雨があります。梅雨入りから梅雨明けまで、梅雨に関するニュースが話題に上がります。
 梅雨の時期のどんよりとした天気は、仕事にも影響を与えることがあり、それを嫌う人もいるでしょう。しかし、雨は我々にとって大切な恵みなのです。

Nさんはかつて断水を経験しました。役所から事前に連絡があり、準備も行っていたため大丈夫だと高を括っていました。
 しかし、断水が始まると、水道が使えない不便さを痛感しました。風呂の残り湯をトイレに利用する際、流すために大量の水が必要になります。しかし、バケツを一つしか用意しておらず、トイレを利用する度に何往復もしました。
 また、歯磨きや洗顔、手を洗う際にも、節約を意識しました。断水を経験してから、Nさんは水が出ることを当たり前とは思わないようになったのでした。

水は、我々の生活に欠かせないものです。雨のありがたみを心に留めて、自然の恵みである水に感謝し、日々の生活を過ごしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月2日(土)「水への感謝」より

<今日の心がけ>
雨の恵みを自覚しましょう