7月5日(火)「相手のために言う」

「親しき仲にも礼儀あり」というように、親密な間柄であっても、度を過ぎて礼儀を欠くようなことがあると、その関係性が壊れることがあります。
 家族や友人といった関係にある人だけでなく、職場の同僚やお客様に対しても、礼儀を尽くすことが、より良い人間関係を築くことにつながります。
 また、職場において、「馴れ合いではない優しさ、責め心のない厳しさ」で接することも良き関係性を築くことになるのです。
 職場でも家庭でも、相手に合わせることが大切です。しかしながら、伝えるべきことがあれば、<こうしてほしい>という思いを込めて、率直に自分の意見を述べることも必要でしょう。

馴れ合いの関係では、伝えるべきことが伝わらないこともあるでしょう。組織や事業のためになる提案が失われ、仕事での成果もあげにくくなります。
 職場では、仕事とプライベートの時間を分けて考え、報告・連絡・相談を密にしながら、適切な意見交換を交わしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月5日(火)「相手のために言う」より

<今日の心がけ>
思いやりの心で伝えましょう