7月7日(木)「正しく伝える」
会話は人とコミュニケーションを図る上で最も大切な手段の一つです。他社との良好な関係を築くには、正しい言葉を使うことが肝要だといえるでしょう。
文化庁が発表した令和元年度の「国語に関する世論調査」によると、現在、日本人の約6割が「日本語が乱れている」という認識を持っているといいます。
なかでも「敬語の使い方」と「若者言葉」に乱れを感じている人が多く、これも約6割の人がそのように回答しています。また、「若者言葉」に最も乱れを感じている年代は16歳〜19歳で、その割合は8割を超えています。
円滑に仕事をすすめる上で、情報を正しく伝えることは必要不可欠です。また職場では、年代や性別、業種など様々な人と接する機会があるだけに、時と場合と相手を踏まえた言葉遣いが求められます。
本来とは異なる意味で使用されている言葉や、世代によっては理解されない言葉は、情報伝達において誤解を生みかねません。
言葉を深く理解し、正しく使用して、心を伝えるよう努めたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月7日(木)「正しく伝える」より
<今日の心がけ>
適切な言葉遣いをしましょう