7月18日(月)「海を見つめる」

7月の第3月曜日は「海の日」です。1876年7月20日、明治天皇が東北巡幸(とうほくじゅんこう)から無事帰着されたことを記念した「海の記念日」が由来とされています。
 海の日には「海の恩恵に感謝すると共に、海洋国日本の繁栄を願う」という趣旨があります。日本は海に囲まれた海洋国で、遥か昔より外国からの文化の伝来、人の往来や物の輸送、産業など、海に深く関わってきました。
 このような海の重要性を考慮し、平成の時代に入ると「海の日を設けよう」という声が高まったことを受け、1995年に制定されました。当時は7月20日が海の日でしたが、2003年に第3月曜日に変更となりました。
 私たちは日々の生活で海や地球環境への配慮に意識を向けているでしょうか。
 例えば、漂着ゴミを減らすために、川の流れを通じて海に流れ出ている生活系のゴミを減らすことが必要です。また、夏のレジャーの際には、ゴミを持ち帰る、海岸の清掃活動に参加するなど、海のためにできることを実行していきましょう。
 海の日を機に海の恩恵に思いを馳せ、自分にできることを見つけましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月18日(月)「海を見つめる」より

<今日の心がけ>
海の恩恵に想いを馳せましょう