8月10日(水)「道の日」
8月10日は「道の日」です。1920年のこの日、日本で初めて道路整備の長期計画が実施されたことに由来し、1986年にに国土交通省が制定しました。
「道」は世界の東西を結んだシルクロードのように、人の移動による情報や技術の伝達、文化交流、物の輸送による経済発展の役割を果たしてきました。日本でも古代の人々の集落間での交易を目的として始まったと言われています。
その後、馬車や荷車、そして、自動車へと移動手段の変遷により国土の基盤として計画的な道路建設が行われるようになったのです。現在、日本の国道の総延長は約6万5千キロメートルと地球1周分を超える長さになりました。
道路は私たちの日常生活や産業基盤に欠かせない社会資本であり、災害などで寸断されると社会の機能に混乱をもたらします。また、橋やトンネル建設工事に命をかけた関係者がいたことも忘れてははなないでしょう。
長い歴史の中で築き上げられてきた道路の発達は、そこに尽力された人々がいることに目を向けたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月10日(水)「道の日」より
<今日の心がけ>
道路の重要性を再認識しましょう